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サウナの発祥の地フィンランド、ヘルシンキでも楽しめます!

  • Posted by: staff
  • 2015年10月 7日 08:27

フインランド政府観光局からの案内です。
ちょっと長いですが、お得な情報ですのでお付き合いください。


来年の春、ヘルシンキ、ヘルネサーリに待望の公衆サウナ・レストラン複合施設が完成します。

image002.jpg

オープンデッキを含め総面積約1800m2、
高さ9mの規模となるサウナ・レストランの建設工事が2015年4月に開始されました。

ユニークな外観のこの建物には、本物のスモークサウナのほか、
2つの薪で暖めるサウナ、年間を通じて営業するテラスレストラン、
そして海辺で過ごす時間をより充実させるエレメントが包括されます。
このサウナ・レストラン複合施設のクライアントは
ヤスペル・パーッコネン氏とアンテロ・ヴァルティア氏です。

ヘルネサーリのサウナ建設事業は、
2009年にヘルシンキ市がバルト海クルーズ観光開発調査事業に参加したことから始まりました。

調査レポートによると、
フィンランドとヘルシンキはサウナの発祥の地としての地位を具体化し、
観光客が気軽に本物のサウナと泳ぎの体験をできる場を提供すべきだという結論でした。

このヘルネサーリのサウナとレストランはこのニーズを満たす施設となります。
ここは市民の海辺のリビングルームとなるばかりか、フィンランドのビジネスカードともなります。
シーズン最盛期には、
ヘルネサーリの埠頭には25万人もの海外からのクルージング観光客が到着します。



これらの観光客の興味を誘うために、
アヴァント・アーキテクツ社が海岸の景色に溶け込む
有機的なデザインの木造サウナ施設を設計しました。

「海辺の街ヘルシンキの海岸は世界的にみてもユニークで素晴らしいと思います。
ですからヘルネサーリのサウナのようなデザイン的にも優れた施設が海辺を市民に開放し、
観光客をも楽しませることができるのはとても良いことだと思います」
と語るのはヘルシンキ市都市計画課長のミッコ・アホ氏です。

サウナ・レストランのプロジェクトはヘルネサーリの先駆的プロジェクトで、
この地区の核ともなります。
この建物の周辺には公園や住宅地区が計画されており、
その建設工事は2020年に開始される予定です。

薪で暖める本物のサウナが都会の真ん中に
サウナとレストランのオアシスは、市民同士、
そして観光客との出会いの場になります。
常時利用できるスモークサウナと伝統的蓄熱式サウナのほかに、
グループで予約できる貸切りサウナもあります。

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「ヘルシンキは海の街なのに、意外にも海辺にはほとんどレクリエーション施設がないのです。
ですからこの施設が人々と自然の出会いの場となることは明らかです。
海に張り出したテラスがあり一年中海にも飛び込めるので、
お客様には文字通り海を肌で感じてもらうことができます」
とアンテロ・ヴァルティア氏。

また自然や環境への気遣いはプロジェクトの初期から始まっていることを付け加えます。

「建築に使われる木材がどこの森から切り出されてきたかもチェックしますし
、ソーラーエネルギーやエネルギー効率の高いガラスの利用、
サウナの薪ストーブも低公害仕様にするなどの努力をしています。
もちろんレストランでも、
責任ある漁業で捕獲した魚や可能な限り近隣で生産された食材を使う考えです」
ヤスペル・パーッコネン氏は、
来夏にオープンする「ロウリュ」が多彩な客層を獲得するというヴィジョンを持っています。
フィンランドでは伝統的に家族や友人たち、ビジネスパートナーなどと
サウナを共にするのが普通ですが、
ここではまた新しい入浴仲間が増えることでしょう。 

「誰もが気軽に訪れることができるような場にしたいです。
気のおけない友人とビールを飲みに来るのはもちろん、
会議やビジネスミーティングをしたり、
あるいはただ単に海の壮大な景色を楽しみに来ることができるような場所にするのが理想です。

フィンランドで一番値打ちのある土地にできる、
市民と観光客が一緒に仲良く入浴できるサウナが、
ヘルシンキの国際性の証となるでしょう。
サウナに関してはフィンランドの500万人以上の国民それぞれに一家言あると思いますが、
ここは都会で楽しめるサウナの代表格になると思っています」

と言うヤスペル・パーッコネン氏は
サウナを暖めるコツを暖炉職人の親方から学んでいるという。

 設計:Avanto Arkkitehdit Oy 、Ville Hara、Anu Puustinen
 クライアント:Jesper PääkkönenとAntero Vartiaの共同経営会社Kidvekkeli Oy
 2016年春完成予定サウナ・レストラン施設建築予算:約500万€(民間資金)
 規模:年間を通じて営業されるレストラン・カフェ部分面積246m2、サウナ部分面積332 m2
 延べ床面積1070 m2
 建物の屋内床面積と屋外オープンデッキの総面積:1800 m2
 客席数:600
 サウナ、レストランの従業員数:約40人
 三つのサウナの定員:各数十人
 サウナの種類:スモークサウナ、蓄熱式薪ストーブサウナ、継続加熱式薪ストーブサウナ

現場ウェブカメラ:http://www.raksakamera.fi/382302014/fi/

ヨーロッパ旅行のついでに、本場のサウナを楽しむのもいいですね!



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