- 2013年7月 3日 15:59
デルタ航空とヴァージン アトランティック航空は
6月24日に北米と英国の66の就航地をつなぐ108路線での
コードシェア提携に関する詳細を発表しました。
このコードシェア運航の発表は、
デルタ航空がヴァージン アトランティック航空の株式49%を取得したのと同時に行われ、
これにより両社による共同事業へと歩みを進めることになります。
ついにデルタ航空が大株主になるわけですが、
残りの51%は創業者のリチャードブランソン氏が保有しているオーナー会社なのですね。
オーナー会社とデルタ航空のような大会社の提携で有名になりましたが
実はこの49%の株も以前はシンガポール航空が保有していたのですね。
今後は、ヴァージン アトランティック航空は、
デルタ航空が運航する大西洋路線と米国国内線の91路線に
ヴァージンの略号であるVSのコードを付け、
デルタ航空は、先ごろヴァージン アトランティック航空が運航を開始した
英国内線リトルレッド(ロンドン-マンチェスター、エジンバラ、アバディーン線)を含む、
ヴァージン アトランティック航空運航の17路線にデルタの略号DLのコードを付与します。
では今回の提携合意により、搭乗客にどんなメリットがあるのでしょうか?
1.ヴァージン アトランティック航空の顧客は、
北米各都市への広範な路線網を享受できるようになり、
またデルタ航空の顧客は、
ロンドン-ニューヨーク線で1日6便を追加利用できます。
つまり乗り継ぎがスムーズになるわけです。
2.デルタ航空の「スカイマイル」、ヴァージン アトランティック航空の「フライング クラブ」
の各マイレージプログラムにおいて、
コードシェア便の利用に限らず両社のすべての運航便において、
最大125%のエリートボーナスマイル*が付与されます。
3.両社の上級クラス利用のお客様およびマイレージプログラムの上級会員
(フライング クラブのゴールド会員、スカイマイルのプラチナおよびダイヤモンド会員)は、
対象空港において、デルタ航空の「デルタスカイクラブ」と
ヴァージン アトランティック航空の「クラブハウス」の
両社の空港ラウンジの相互利用が可能となります。
4.両社の上級クラスを利用のお客様と、
マイレージプログラムの上級会員(フライング クラブのゴールド会員、
スカイマイルのゴールド、プラチナおよびダイヤモンド会員)は、
コードシェア便に限らず、
優先的なチェックインや搭乗、受託手荷物の手続き、
および受託手荷物許容量の優遇を受けることができます。
ヴァージン アトランティック航空の定評ある顧客サービスは、
世界中から評価されているのは有名です。
今後は空港ラウンジのこのユニークな空港ラウンジ「クラブハウス」や
機内のホスぴたりティをデルタ航空の顧客も使えることはうれしいことですね。
日本人にとってはヴァージンアトランティック航空のラウンジ、機内サービスがすごいことは知りつつも
イギリス路線しかなかったことで、なかなか我々とは縁遠かったのですが、
デルタのダイヤモンド会員以上だと、ヴァージンアトランティック航空の「クラブハウス」を使えるのですね。
そこで、デルタ航空のゴールドメンバー以上でニューーヨークに行かれる方は、
今話題の「クラブハウス」でゆっくりすることをお勧めいたします。
ここは930平方メートルのクラブ風フロアで
スパやマッサージだけでなく、ヘアサロンがあったり、
フォーマルなランチやディナーも楽しめるそうです。
すごいですね!
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