- 2013年6月29日 15:41
マレーシアの格安航空会社(LCC)、エア・アジアX(長距離国際線部門)は
6月10日、クアラルンプール市内で記者会見を開き、
7月10日にマレーシア証券取引所に上場すると発表しました。
この上場によるIPOにより約286億円を調達、機材の追加購入などに充てるとのことです。
一方、ANAホールディングス は6月25日、
エアアジアとの共同事業を解消すると発表しました。
同社はエアアジア・ジャパンを100%子会社とし、
主体的な事業運営を行えるようにするとのことです。
そしてエア・アジアジャパンの名前は消えます。
ちなみに2013年3月期決算でANAの純利益は過去2番目によい431億円ですが、
エアアジアは2012年の純利益は49.9億リンギ(約1562億円)です。
さらにエアアジアがIPOによる資金を加えると、
あまりにも規模が違いすぎますね。
いやあ、イメージではANAと比べてエアーアジアは弱小格安航空会社だったのですが、
規模はもはや大きく逆転しているのですね。
エアアジア・ジャパンの提携解消後は、
エアアジアの名前は彼らが使うわけで、
今回のANAとの提携で知名度が日本で大きくあがった
エアアジアの勝ちでしょうか。
(画像はThe Wallstreet Journal Netより)
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